ばね指の手術・症状の解説

ばね指の手術・治療について:当サイトではバネ指の段階的な症状、手術内容に関する情報を専門に解説しております。

初期段階で治療できるケースは稀である

 ばね指は、前項で解説したとおり、その症状の発症そのものに気づいていないケースが多い点が問題となります。

 ですから初期症状の段階で治療を開始できているケースの方が圧倒的に少ないというのが現状です。

 ばね指は進行性の指関節障害ですから、ばね指の症状が進行するにつれて治療は困難かつ治療期間も長期間を要するようになります。

 ここでは、すでに発症後半年以上経過している
●進行レベル2段階
 の症状について解説します。

ばね指発症後半年以上経過しているケース

 ばね指の進行レベル2では、ばね指の症状が発症後、半年~数年を経過している状態です。

●初期症状を感じたのは数年前・・・

 という患者が多いのもばね指の障害の特徴で、ばね指特有の症状である

●指がび~んと突っ張るようにして戻る症状

 も頻繁的に発症するようになっております。

 ばね指症状の発症率は性別で言えば圧倒的に女性に多く、初期段階で親指の付け根部分に感じていた違和感が時折り強い痛みを伴うようになる傾向が多く見られます。

 また数ヶ月間隔で発生していた痛みや朝の寝起き時の独特のばね指症状の発生間隔のサイクルが徐々に短くなってくるのもこの段階です。

 この段階では、既に日常生活に関しても少しずつ支障をきたすようになっております。

 尚、この進行レベル2の段階の治療に関しては、手術をしない保存的な治療方法でも回復・及び現状維持がまだ見込める段階です。

進行レベル2・第二期症状の特徴一覧

 ばね指の症状の進行は個人差が大きく、発症後数年で悪化する方もいれば、発症後10年以上経過してもほとんど症状が進行していないようなケースもあります。

 また、ここ4~5年はほとんど痛みを伴う症状を発症していなかったのに、突然症状が再発し急激に痛みが悪化していくようなケースもある為、自分が現在どの進行段階に属するのか解りづらいという難点があります。

 ですから、状況の判断は最終的に医師の診察を受け、診断を受けることが基本です。

 しかし、代表的な症状の傾向はある程度確認されているため、自分がどの段階に属しているのかを検討することは可能です。

 ここでは、ばね指の第二期症状の代表的な特徴を簡潔にまとめましたので自分の自覚症状と合わせて確認してみましょう。

【第二期の症状の特徴】
●曲げた指が戻りづらい
●親指の付け根周囲にやや強い痛み
●ばね指の特徴である指の跳ね返り症状を発症
●指の屈伸がやや困難
●指関節の痛みがやや強い
●寝起き時に頻繁に症状を発症する

※この段階は第一期からすでに時間を経過している状態で日常生活にも支障をきたします。

 初期段階ではばね指症状の発症間隔もまばらであった点に対し、この段階では定期的に症状を発症するケースも多く、本格的に痛みに悩み始めるのがこの時期であると言えます。

 しかし、家事などを行う際に我慢できてしまう程度の痛みでもあるため、やはりこの段階で病院の診察を受けている方はまだまだ少ないのが現状であると言えるでしょう。