ばね指の手術・症状の解説

ばね指の手術・治療について:当サイトではバネ指の段階的な症状、手術内容に関する情報を専門に解説しております。

内視鏡手術(関節鏡手術)とは?

 ばね指の手術では基本的に、皮膚を切開し直接腱鞘の癒着を取り除く
●腱鞘切開手術
 を行うのが通常です。

 しかし近年、ばね指の手術療法において、従来の腱鞘切開手術に加えて
●内視鏡手術(関節鏡手術)
 を行われるケースも多くなってきております。

 この内視鏡手術とは、小さな関節鏡を用いて手術を行う治療方法です。

内視鏡手術の特徴について

 内視鏡手術(関節鏡手術)の最大の特徴は
●最小の傷口
●最小の手術時間
●最短の私生活への復帰
 などを可能とし、患者への日常生活への負担を最小限に抑えることが可能である点が大きな特徴と言えます。

 特に手術時間においては
●通常10分程度
 と非常に短時間で行うことも可能で、日帰りで手術を受ける事も可能です。

ばね指の内視鏡手術の手順について

 ばね指の内視鏡手術の手術内容についてご説明します。

 ばね指の内視鏡手術では、局所麻酔を使い手術を行います。

 傷口がとても小さく済む為、患者への負担がとても小さいという点が魅力的なポイントであると言えるでしょう。

 尚、内視鏡手術の基本的な流れは以下の手順にて手術が行われます。

【ばね指の内視鏡手術の手順】
●局所麻酔を行います
●手のひらを3mm程切開します。
●切開した部位に細い内視鏡の管を挿入します。
●腱鞘炎を発症している部位を探します。
●管を通じて炎症部位の腱鞘を直接切開します。

 以上が、内視鏡手術の基本的な手術内容となります。

 内視鏡手術では手術中に、その場で指を動かすことも可能ですので、指の動きを確認できる点も大きな利点です。

 また、切開部位が非常に小さいため、皮膚の縫合手術も必要ありません。

内視鏡手術の問題点について

 ばね指の手術療法において、近年注目を集めている内視鏡手術ですが、この内視鏡手術にも幾つかの問題点が挙げられます。

 まず、大きな問題点のひとつとして挙げられるのが
●内視鏡手術を行える施設
 そのものが非常に少ない点です。

 内視鏡手術を行う場合は、手術用の施設が必要となり、この施設を完備している病院はまだまだ少ないのが現状です。

 そして、次に挙げられる問題点としては、
●重度の症状では手術が出来ない
 という問題点があげられます。

 これは、ばね指の症状がすでに進行レベル2以上となっており、かつ炎症が強いケースにおいては、小さな傷口から行う内視鏡手術では完全な治療が行えない為です。

 内視鏡手術を希望する場合は、医師と相談の上、
●手術が可能かどうか?
 という点をまず確認することが重要となります。