ばね指の手術後は、リハビリが非常に重要な要素を占めます。
これは、ばね指を発症している場合、通常長年にわたり
●指の運動
が制限されている事から、筋肉や腱が軟弱化している事が考えられる為です。
手術後、指関節を不必要に安静にしていると
●固まって動きが悪くなる
●関節自身の拘縮が生じる
などの症状を発症する可能性もありますから、ばね指の手術を行った場合は、
●手術の翌日
からすぐに指のリハビリ運動を開始する事になります。
手術後のリハビリにおいては、切開部位が合わさるまでは、軽い指の運動にとどめる事が重要です。
尚、3度以上の症状を発症していた場合は、完全な指の屈曲動作が可能になるまでには、
●3ヶ月程度
の治療期間を必要とします。
ですから、この間は我慢強くリハビリを続けることが重要となるのです。
手術を行った病院でリハビリを実践するケースでは専用の医療機器を使用しながらリハビリを実践していくケースもあります。
治療院などでは
●渦流浴
によるリハビリを行うことが多く、水流を使用したリハビリ運動を行います。
リハビリ段階では指の関節の可動域、可動範囲の低減を抑制する為に、少しずつ運動量を増やしていくことが大切です。